何だかかわいらしい本を買いました。
ついつい本屋さんにいくと、
ビジネス書、会計関連本などを購入してしまいがちですが、
久しぶりに単純に装丁とタイトルで衝動買いしました。
小さい“つ”が消えた日
ステファノ・フォン・ロー,トルステン・クロケンブリンク,小林 多恵,岩田 明子
タイトルだけではよくわからなかったのですが、
どうやら日本語の言葉遊びのようかな?
しかも作者はドイツ人。
パラパラっと見てみると
50音村にすむ50音の文字たちと
小さい“つ”という音のない文字くん(主人公)
が織り成す物語でした。
ストーリー自体はそんなに取り立てて変わったことはないですが、
何となく絵がほんわかしてかわいらしい。
それと作中の50音村の住人たちの
性格の由来?キャラクターみたいなものが
よく考えられていてなかなかおもしろかったです。
この、小さい「つ」=促音は
外国人や子どもが言葉を学ぶうちで戸惑うことが多い音だそうです。
発音しないものだから文字にするときに表記できなかったり、
表記してあるものを発音できなかったり。
小さい「つ」は発音しない。
まっ暗 ・・・ まくら
根っこ ・・・ ネコ
キック ・・・ 聞く
これらが区別できないのですって。
そんなことをこの本であらためてゆっくり考えることができて、
ついでに、
小さい
「つ」があるとないとで意味が変わる言葉って他にどんなのがあるかな、とか
小さい
「や」「ゆ」「よ」なんかはどうかな?とか50音についてまったり考えたりして、なんだかずいぶん長いことほんわかできました。
この本の本質は
「一見無意味に見えるものでも意味のないものなんてない」
転じて
「必要のない人間なんてこの世にはいない」
みたいなメッセージも込められているのかな、とも思いました。
が、何だかとってつけたようでワタシ個人的には好きでないです。
純粋に言葉遊びの本として楽しんだ方が満足でした。
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